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かぶ放談。イントロダクション(第1回) 企業業績の見方

 ここでは企業の財務データなどを見ながら、その企業の株が『買い』か『売り』かを、子どもの視点で勝手きままにトークします。なお、個別企業の株の買いや売りを勧めるものではありません

今日からは、企業の財務データを見ながらその企業の株を「買ったほうがいいのか」「売ったほうがいいのか」、一緒に考えていきましょう。

財務データ…なんか難しそう…

たしかに、株価の予測は金融のプロでも難しいと聞いたことがあるわ。私たちにできるのかしら?

はい、株価の予測はムリですね。

えっ、ムリなの???

じゃあ、いったいどうやって…

株価の「正確」な予測はムリですが、予想するのは自由です(笑)。まあ、あまり深く考えずに、いろいろなデータを見ながら、みなさんならこの企業の株を「買う」のか「売る」のか気楽に議論していきましょう。

は~い。

まずはイントロダクションとして、企業分析するにあたっての基本となる部分を任天堂を例にみんなで見ていきましょう。

任天堂といえば3DSやSwitchだね。

まず、簡単に任天堂の企業概要を確認しておきましょう。
アリア、任天堂を検索。

任天堂の概要を表示します。

アリアの会社メモ
  1. 名前【証券コード】
    任天堂(にんてんどー)【7974】
  2. 創業・設立
    1889年(明治22年)、山内房治郎が京都で花札の製造をはじめる。
  3. 事業の内容
    ゲーム機とソフトを作る。
  4. 本社
    京都市
  5. 社員の数
    全体で6千人くらい。

任天堂って、京都の会社なのね、知らなかったわ。

最初は花札を作ってたのか~、聞いたことはあるけどやったことはないかな~。ちょっとやってみたいかも。

さて、みなさんが企業の株を買う際、どんな企業の株を買いたいですか?

たくさん稼いでる企業!!

なぜ、稼いでる企業の株を買いたいのですか?

う~ん、なんか凄そう…かな?!

それ、答えになってないから💢
稼いでる企業の株は価値が上がるから、安く株を買って高く売れば利益を得ることができるわ。だから稼ぐ企業の株を買うといいのよ。

なるほど…それだ。

そうですね。稼ぐ企業であれば株価は上がっていくことが予想されます。であれば、安いときに買って高くなってから売れば売買益を得ることができます。さて、株を買うともう一ついいことがありますね?

んっ???

株を持っていれば配当が貰えるわ。

配当も大きなメリットです。配当は稼いでる企業でなければ貰えません。ですので、稼ぐ企業というのは配当という観点でも大事なことです。

配当か~、たしかに配当も欲しい。

株を買う目的は、基本的には株価の値上がりによる「売買益(キャピタルゲイン)」と「配当金(インカムゲイン)」です。そのため、たくさん稼ぐ企業の株を買いたいと思うのは自然なことです。

では、たくさん稼ぐ企業とは具体的には何を基準に判断すればいいでしょう?

売上がたくさんの会社!!!

利益も大事だと思うわ。

そうですね、まずは「売上」と「利益」ですね。そして大事なのは、今の業績だけでなく、将来に渡って業績がどのようになるのか、という点も考える必要があります。ではさっそく任天堂の売上と利益を見てみましょう。

任天堂の過去5年間の売上と利益を表示します。


株価を予想するのに大事なことは、企業の未来を予想することです。では、この5年間の任天堂の業績を見て、任天堂の未来を、みなさんはどのように予想しますか?

なんか、売上も利益も凄く伸びてていい感じがする。今よりもっと稼いで、株価ももっと上がる。未来は明るいね!!!

伸びてはいるけど、この勢いはホントに続くのかしら…

ここで、もう少し期間を伸ばして見てみましょう。

任天堂の過去20年間の売上と利益を表示します。


20年で見ると、かなり印象は違いますね。

今よりもっと稼いでた時期があったのか…じゃあ、もっと頑張らないと。

これを見ると業績に波がある印象ね。ゲームの売れ行きが大きく影響しているのかしら。

なら大丈夫だね。なんせ任天堂のゲームはいつも面白いから…ぐふふっ。

でも、ソニーのPS5がそろそろ発売されるみたいだけど、ホントに大丈夫かしら?

そーいえば…PS5が発売されたら売上は落ちるかも…う~ん…

みなさんの言うとおり、任天堂の業績はゲームの売れ行きに大きく左右されます。ヒット作を生み出すことができれば売上は伸びる一方で、ソニーなどのライバル企業からヒット作が出るとたちまち厳しくなります。

予想は難しい…

企業の業績を予想するには、ライバル企業の動向や業界全体の流れなど、多角的な視点でも見ていく必要があります。次回は、そうした点から、もう一度任天堂の業績を見ていきましょう。

今日はここまでにします。みなさん、ありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

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